> らいくさんは神様という存在を信じていますか?

メッセージを頂きました。

結論を言うと「信じています」

ただ特定された宗教を信じているわけではありません。

が、私自身が幼少期のころに、
キリスト教の幼稚園に通っていたこともあって、
毎週日曜は礼拝に参加していたんですね(強制参加ではない)

そこで言われてきた言葉って、
今でも普通に覚えているから不思議です。

その一つに、

「神様は必ず、あなたのしていることを見ているんですよ」

という神父さんの言葉です。

誰も見ていないからいいや、とか、
バレなかったらいいや、とかって
我々はどうしても考えがちになります。

そういうときは、この言葉を覚えておいてください。

「神様は、必ずあなたのことを観察しているんです」

いい事をすればいい事が返ってくるし、
悪いことをすれば、必ず悪いことが返ってくる

ここでのポイントは、

「良い事をした相手から直接返ってくるとは限らない」

逆もしかりで、悪いことをした相手から、
そのまま返ってくることも案外少ない、ということです。

私の経験からいっても、
これは笑えるぐらいに当てはまります。

私は長い間「情弱を相手にするビジネス」で、
荒稼ぎしていたときがありました。

売上や利益は爆発的に上がるものの、
必ず1~2年たった後に、それと同等の損失か、
それ以上の損害が「100%」出ているんですね。

100%確実に、です。

逆に利益が短期的には全然出なくても、
心の底からクライアントのためだけを考えて、
全身全霊でやった仕事は..

2~3年たってから、
凄まじい利益に後からなりました。

たとえばそれは、
大口のクライアントの紹介を頂けたり、

新しいプロジェクトの立ち上げ協力だったり、
(5年前の仕事の受注から、今現在のプロジェクトが動いています)

このへんの経験を踏まえて考えてみると、

「良い事をしたら、必ずいいことが返ってくるし」

「悪いことをしたら、必ず悪いことが
やまびこのように返ってくる」

誰も見ていないからいいというのは、
通用しないんだということを実感したのです。

後は結構昔の話にはなりますが、
私がコツコツと毎月1~2万円ずつを、
財布にじわじわと貯めていたころの話です。

「財布には必ず30万円ぐらいのお金を
常時入れておいたほうがいい」

みたいな話を貧乏時代にセミナーで聞いたとき、

当時の私は財布に何十万というお金を、
そもそも持ち合わせていませんでした。

なので毎月1~2万円を財布に入れていきながら、
50万円貯まったら財布を新調しようと思っていたのです。

そのときは、私の出した一つの企画が、
2ベースヒットぐらいの売上を叩き出して、
ちょっとしゃれたお店で打ち上げをしていたとき..

ベロベロに酔った私は、トイレの中に、
財布を落としてしまったんですね。

自宅に戻ってすぐに気づいたので、
急いでお店に電話をしたのですが、
財布はなんと、、なかったのです。

金額にして28万円ぐらいは入っていたので、
一気に悲しい気持ちになりました。

世界が絶望する三日前ぐらいの、
気力の落ちた顔をして交番に行ったら..

なんと財布が届いていたのです。

このときの体験から、私は必ず財布は届けています。

今までに7回ぐらい、
実は財布を拾ったことがあって、
すべてしっかりと届けてきました。

人が見ていないとき、自分が貧乏なときは、
正直なところ、この財布からお金をくすねたいと
思ったことは普通にあります。

でもあのときの財布に入れていたお金が、
全額戻ってきたありがたさのおかげで、
人としての最低限の道は外さずに済みました。

特にお金の問題で、苦しむことはあるでしょう。

私たちが手に負えない問題が起きたときは、
神様に向かって、こう頼んでみるといいです。

「この問題は、あなたにお預けします」と。

そうするとその問題はほぼ解決します。

そのあとに「なんとかなる」と7回言いましょう。

なんとかなるという言葉はプラスの思考ですから、
苦しみ、悲しみ、怒りといったマイナスの感情を、
同時にめぐらせることって、できないんです。

少し前のデイリーストーリーで、

「価値観のグレーゾーンを広げろ」みたいな、
お話をしたと思います。

少し補足しますと、

価値観は、誰であっても「結ぶ」ことができる

「夕方」の夕、の文字って、
結うという意味があります。

これはシンプルに昼と夜を結ぶ時間帯ですよ、
ってことを表しているんですけど。

それと同じような意味を持つのが、
「グレーゾーン」という言葉になります。

私たちはどうしても、

AはB、という価値観を強く持っています。

そうすると、グレーゾーンは途端にせまくなり、
なんとかなると思えずに苦しむ回数が増えます。

我々の思考は「陰」で表すことが可能で、
行動は「陽」で表すことができます。

つまり価値観の不一致で、
思考がマイナスに乱れてくると..

そこで感情も同じようにネガティブに動き、
本来の陽である「行動力」が
マイナスの陰に変わってしまうのです。

もう少しわかりやすく例えると、

心が陰の状態であれば、金銭面も陰の状況になる

あなたが「お金がない」状況だったとしますね?

それはお金がなくて貧しいわけではなくて、
心が陰の状態に常時なってしまっているから、
いつまでたっても豊かになれないのです。

私がリスペクトする資産家と会ってきて、
ずっと幸せを継続させている資産家は、
お金のことでそもそも悩んだりしません。

彼らは富を持っていなかったときから、
お金が自分の手元にあるのは「当たり前」だと思っているのです。

そして彼らはいつもこう、私に言ってきました。

「大丈夫、人生は絶対になんとかなるから、
あなたの好きなことをやるといいよ」

これは私の息子や娘にも、
常日頃から伝え続けている魔法の言葉です。

「誰かの成功に嫉妬したときは、
それ以上の挑戦をしてみよう、なんとかなるから」