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> そこまでお金を優先していると、
人生そのものが面白くないような気がします
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これはいつだったかな、5年ぐらい前に
クライアントに言われた言葉です。
おそらく彼は「刹那的な楽しみ」を、
私がそこまで味わっていないように見えたのでしょう。
厳密に言うと、今の私自身は
お金に関しては最優先事項に当てはまってないです。
というか、意識しないでも勝手に
いくらでも入ってくる状態なので、
いくら稼ぐとか、いくら儲けるとかはもう、
はっきり言ってしまえばどうでもいい状態です。
投資案件が仮に全部飛んだら、
自社の本業にすべてエネルギーを使うことができます。
投資案件もローリスク・ローリターンのものまで
相当数分散していますから、
それらが全部ダメになる確率は極めて薄いでしょう。
私が一番大切にしているものは「時間」です。
一週間ぐらい前に、本業のほうで
新しいプロジェクトに関して、
打ち合わせをしたいという打診があり、
場所も時間も細かな指定があったんですね。
私は30分前に着いて、本を読みながら待っていました。
自分から場所も時間も指定しておいて
待ち合わせに遅れるのは死罪と同じ
待ち合わせの時間になっても、
連絡ひとつなかったのですぐに席を立ちました。
もうおそらく、彼に一生連絡をすることはないでしょう。
なぜなら、時間ってお金と同じように、
稼いだり増やしたり、貯めたりすることはできないからです。
時間はみんな平等にありますし、
自分の年齢が100歳にも到達するときには、
ほぼ間違いなく、全員が例外なく
死の匂いが充満していることでしょう。
ある程度長生きをしたと仮定をしても、
90歳ぐらいまでの寿命が現実的なラインと考えたら、
さて、あなたはあと何年生きることができるでしょうか?
私はもう、案外そこまで残された時間は多くありません。
つまりは「人生の残り時間」って、
何をどうしたところでそれを変えることってできないんです。
今、この瞬間の時間を伸ばすって、
誰であろうと今の技術ではできないんです。
だから、時間を無駄にするというのは、
最終的には「一生のロス」になります。
なんとなく新聞を読んでいる時間、
ぼけーっとyoutubeを見ている瞬間、
ダラダラスマホをいじっている時間、
こういう時間って、我々が想像しているよりも、
はるかに無駄な時間として、垂れ流してしまっています。
もちろん昔の私も、いずれにすべて当てはまっていました。
時間がないはずなのに、
無駄なことをする時間は密かにあった
時間がないと言いながらも、
無駄な毎朝新聞に10分は目を通していましたし、
通勤時間は流れてくるニュースサイトを、
能動的にダラダラ見て、何一つ勉強をしていませんでした。
スマホをチェックする時間も、
おそらく1日で普通に合計したら、
1時間は余裕であったと思います。
時間を無駄にするということは、
人生を無駄にしているのと一緒ですから、
本来はお金よりも、何よりもセーブしていかないと、
いけないものが時間です。
我々はもう、学生時代の輝かしい、
すべてを支配できるようなあの長い夏休みには、
絶対に戻ることができないのです。
私がどうして「投資」をして、
お金を稼ぐことを推奨するかというと..
お金でお金を得て、その得たお金で、
時間をある程度までは買えるからです。
私が今もなお、お金を貯めることを意識して、
ビジネスも前線に立って行っているのは、
すべては時間をセーブするためのものです。
収入の柱が一本だけではあまりにも脆弱すぎる
自社の収益だけ、ここで言い換えるなら、
あなたにとってはサラリーマンの給料でしょうか。
これ一本のみの収益源というのは、
あまりにももろいわけです。
私はこれでも起業してもう十年以上ですから、
真剣に「もう会社を潰すしかないかもしれない」
というところまで落ちたことは、今までに何度もありました。
投資もそう、もう俺には投資家として、
生きることは無理かもしれないと、
種銭がゼロになって絶望したこともありました。
そこで私は優先するべきものをシフトしていきながら、
スキルという資産をとにかく増やすことを決めたのです。
具体的には、
・コピーライティング
・セールス
・文章を紡ぐ発信スキル
ここらのスキルはすべて、師匠から教わりました。
独学でのスキル習得は効率が悪すぎる
師匠の音声を聞き、セミナーに出て、
できる限り多くのことを吸収しようと心掛けていました。
マンツーマンで会って指導を受けたこともあります。
そうすると、一人で独学で勉強しているときよりも、
だいたい15倍ぐらいのスピードで学ぶことができます。
ですが「師匠と対等な関係」になろうとしたら、
あなたが想像しているよりも、はるかに膨大な金額が必要です。
正直に言って、数十万とかでは論外ですし、
何百万程度ではたりないこともあるのです。
たとえば30万円しか持っていない人と、
3,000万円は軽く用意ができる人であったら、
あなただったらどちらの人間に教えますか?
私なら即答で後者の人間です。
覚悟と決意だけでは、先人の知恵を
すべて教えることはできないのです。
まあこれは、あなたの子供を塾か家庭教師に
つけるときに
「お金はありませんが、私の子供に勉強を教えてください」
と言ってみればいいです、門前払いが普通ですから。
しかしそれが「目に見えない知識」のようなものになると、
途端に安っぽく見えてしまうから、悲しいものです。
お金が一定以上あれば、スキルを買うのも、
スキルを習得するのも、あなたの自由です。
とにかく時間を短縮することができるから、
稼げるチャンスの数が圧倒的に増えていくんですね。
そうすると、
「自分の時間も、相手の時間も大切にできるようになります」