信念って、簡単に揺らいじゃう。

だけど信念を曲げてしまったときって、
だいたいいい方向には進まないんだよね、残念ながら。

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私は投資家という側面が強いので、
どうしても「お金」にまつわるテーマが中心にはなります。

らいくさんはお金以外のことは、
そんなに大事じゃないと思ってますよね?

的な感じで思っている人もいるでしょう。

もしくは「銭ゲバ」としてあなたには映っているかもしれない。

でもそれはだいぶ違うというのが正解で、
銭ゲバなら、こんなサイトをいちいち作らないです。

私が人生でここまでお金にならなかったことを、
やったことは生涯で三回もないはず、
そのぐらい利益が出ないことをやってます。

「借金をしない」だとかは、

単純に私が定めた経験値からのルールです。

借金は基本的に300万円を超えると、
普通の人の普通の収入じゃまず返せないです

借金を返すためにお金を借りて、
多重債務に陥るというのは、
確率で言えば借金持ちの20%ぐらいの人がハマるケースです。

リアルな借金というのはなかなか形に見えませんが、
「住宅ローン」であっても借金と変わりませんから。

それを考えると率で言えば
借金率3割を超えるんじゃないでしょうか。

車のローンも一緒です、
これは組んだことある人多いでしょう。

私は事業の失敗と大学の奨学金を借りましたが、
すべて返済するまでは、そりゃあ鬼のように苦労しました。

完済したとき「絶対に一生借金はしない」
借金をするぐらいに追い込まれたなら、
相手を殺して自分も死ぬぐらいの覚悟が今でもあります。

まあここまで極端な信念ではなくても、

人生には必ず「強い信念」が必要なときがきます

人生を左右するレベルの決断のときには、
信念が弱すぎると、そもそもいい選択ができず、
選んだ道がたいてい失敗に終わるんですよね。

進むべき道を決めたのであれば、
その信念に従って、やり通さないといけないんです。

お金の面であっても、ビジネスであっても、
今あなたが勤めている会社での仕事であっても、
人間関係であっても、そこには信念が存在しないといけない。

特にお金やビジネスに関しては、
「一番重要なのは信頼です」

まあ人間嫌いの私が言うのも滑稽な話ではあるんですが、
ことビジネスに関しては、私でも相当意識しています。

私の会社が回るのは、クライアントがクライアントを
呼んできてくれるから、ここまでくることができました。

会社に関してだけ言えば、私は利益よりも、
情とか付き合いの長さや、好き嫌いで決めてる部分が強いです。

そして何より、会社を信用してくれた人を
絶対に裏切らないと決めています。

お客さんからの信頼を失ったり、
パートナー(旦那さん奥さん)の
信用を失ったら終わりますからね。

後は子供か、我々は子供の信頼を
いとも簡単に裏切りますから、
ここは特に注意しないといけません。

子供と接しているとき、
面倒なときがあるじゃないですか?

そんなときつい「仕事が忙しいんだ」
みたいなことを言って、子供の要求を
無視したことはありませんか?

私は正直に言ってあります。

息子からサッカーの練習に付き合ってと言われて、
ヘトヘトに疲れた休日の午後に、つい

「ごめん今ちょっと忙しいんだ」

と、リアルに言ってしまったことがあります。
(実際はもちろん忙しくないわけなんですが)

でもそれって、本来はやったらダメなんですよね。

子供と休日に遊園地に行く約束をしていたのに、
急な接待とかでどうしても断らないといけなかったとき、
ありませんか?

これも悲しいかな、私は経験があるんです。

営業というのは、接待なくして生き残るのは困難です。

土日という概念がない会社というものはどこにでもあって、

上司に呼ばれたら「YES Sir」の
一言以外の返答は許されない

そうして私も社会の歯車だった時期があるんですね。

これだけ子供に対して不義理をしてきたからこそ、
あなたにはなるべく、子供に対して、
嘘をつかないでほしいな、というのが本音です。

どんなに小さなことであっても、
嘘をつくぐらいなら、誠実に正直に生きてほしい。

どんなにお金がなくなって、ゼロに近づいても、
貧乏になっても、信頼だけは守らないといけないんです。

私にまだ借金が大量に残っていたとき、
お金が全然なくて毎日が苦しかった時、
すごく信頼してくれていた人から、
頭を下げて10万円を借りたことがありました。

いろいろと嘘をついて。

それは結果的に時間をかけて返しましたが、
十数年付き合っていた関係を簡単に壊しました。

もうこのたった10万円を借りたという事実で、
付き合いが一切なくなってしまったんですね

はい、まさに金の切れ目が縁の切れ目というやつです。

この経験から私はあなたに、
たとえ全裸になっても、すべての財産を失っても、
曲げない信念というものを、持ってほしいなと強く感じます。

信念を強く持つことができれば、
仮に仕事や投資で大きく負けてしまったときも、
言い訳できないレベルまで、やり抜くことができます。

どんなことに挑戦したって、
9回は負けるんです。

でも残りの1回で、小さな当たりかもしれないし、
ちょっとしたホームランも打てるかもしれない。

そういう「当たり」の瞬間が必ずきます。

そのためには、強い信念を持ちながら、
様々なことにチャレンジし続ける姿勢がいるのです。