一生にうちに、この人に会えてよかった、
そんな人間に会える可能性はそこまでないんだ。

だとしたら僕らも、初対面の人と会うときに、
会えてよかったです、って言われるような
振る舞いをしたほうがいいんだ、やっぱりね。

はい、冒頭で言っておきながら、
私はここがやはりできない人間なので(人見知りっこなので)
こうして文章でそれを体現しようと心がけています。

要は「読んでよかった」「聞いてよかった」と、
思って頂けるように日々精進というわけですね。

でもサラリーマンをやっているならば、
やはり「あなたに会えてよかった」と思って頂くことこそ、
長期的に売れる秘訣であり、
会社であれば長く繁栄するコツなのではないでしょうか。

「終わりよければ、すべてよし」

という言葉がありますが、
あなたと別れる瞬間のタイミング、
それじゃあ、今日はありがとうございました、
と言われる最後の瞬間に、いい印象を残さないとダメなのです。

これはセミナー運営者なら基本的なことなのですが、
どれだけ最高の講師を呼んで、
素晴らしい内容の講演を行ったとしても..

そのあとのいわゆる「懇親会」が、
どうしようもないお店で、
めちゃくちゃ味がしょうもなかったとしたら..

この日のセミナーは「最悪だった」という
印象で終わります。(本当の話です)

逆にセミナーの内容はそこまでじゃなかったけど、
最後の懇親会で食べたご飯が抜群においしくて、
セミナーに行って本当によかったなと「錯覚」するのです。

あなたと離れたときに、あなたと会えてよかったと
思ってもらえるような対応を心がけてみてください。

これはもっと身近に考えていくと、
あなたの「パートナー」に対して、
あなたと結婚をして心からよかったと思えるような..

行動をはたして、しているでしょうか?

我々はどうしても結婚をして、
付き合った期間が長くなってくると、
だんだんとマンネリしていきます

これは私自身もはっきり言って当てはまります。

付き合う前のデートなんかは、
毎回入念にリサーチをして、
下手したら前日に下見にまで行って..

つぶさにデートコースを復習して、
髪も服もばっちり決めて、
お気に入りの香水をふりかけて行ったというのに..

子供が二人生まれてからは、
そういったときめきもやはり当時と比べると、
減ってきたというのは悲しい事実ではあります。

ですが意識して、今でも嫁とは
デートと言う名の食事は行くようにはしています。

やっぱり最終的に、あんな人と、
付き合わなければよかった、結婚しなければよかった、
という捨て台詞を残されて終わるのは..

やっぱりリアルに悲しくなりますからね。

面と向かって言われなかったとしても、
心情としてそう思われているのであれば、
それはもう、自分の存在価値がなくなります。

それは会社でも実は一緒のことで、

「こんな会社に入らなければよかった」というのは、

サラリーマンなら一度は誰もが経験すると思いますが、
それって考えてみると、切ないことですよね。

だとしたら、少しでもあなたの目の前にいる人や、
出会った人の人生がちょっとでも
向上すればいいと思って接してみることができれば..

あなた自身の人生も、
ちょっぴり楽しくなってきませんか?

私はこれを対面ではなかなかできない、
不器用な人間ですから、すべて文章と音声に
心を宿して作成するようにはしています。

私が顔を出さないのは、そもそもが愛想がないし、
接客業は100%やらないほうがいいと、
会う人会う人に言われてきたからです。

誰にでも優しくはできないし、
正直口の悪さは天下一品です。

それでも「自分が大切だな」と思える人には、
自分と出会えてよかったと思ってほしい。

そしてそれは、あなたにもそれと同じように、
あなたと出会えてよかったと言われるような、
人間に成長して頂ければ、私も嬉しく思います。

私の場合、できるのは「言葉」しかなかったのです。

たとえば、、

よく●●って素敵ですね、
という社交辞令があります。

でもそれを使うよりも、

「こんな素敵な人がいるんだなあ」

と、つぶやくほうが効果的です。

これでひそかにAAランク美女を落としてきました、笑。

言葉って衝撃をやわらぐことができる、
サスペンションの役割を持ちます

後は昔に行ったホテルで感じたことなんですが、
必然的に貧乏時代に泊まるホテルというのは、
うらぶれた品のない言ってしまえば汚い三流ホテルです。

入ると必ず「いらっしゃいませ」と言われます。

しかし一流のホテルでは必ず
「こんにちは」と言われます。

もっと身近な例でお伝えするなら、
ディズニーランドで、

「ビッグサンダーマウンテンはどこですか?」

と聞いたときに、
あちらになります「いってらっしゃい」
と言われます。

これ、普通に見えて案外私たちはできません。

たいていの転がっているお店では、
どこでもほとんど9割は「いらっしゃいませ」と
通り一辺倒のなんの面白くもない型通りの挨拶です。

でも、今、あなたが相手と会っている瞬間は、
相手の時間を奪っているということです。

それを意識すると、相手の話を聞く態度も
結構変化してくるのが面白かったりします。

私も最近仕事で付き合いの長い先輩から、
同じ話(これで4回目)をされました。

だけど冴えない人というのは、
その話が出た瞬間に、

「もうその話は前に伺いましたよ」

と、親切心から相手に言ってしまいます。

でもそれは相手側からするとNGの行為で、
彼らは

「単に話を聞いてほしいのではなく、
感心してほしいのです」

そしてより自分に関心をもってもらいたいと、
思っているということを、肝に銘じておきましょう。