「投資やビジネスや仕事での”勝率”はそこまで関係ない。
自分が勝つべきときに、淡々と勝てばいい」
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自分を変えようと思ったときに、
「変化したい気持ちと、したくない気持ち」は..
とにかくせめぎ合って、なかなか一歩が踏み出せません。
私が童貞でモテないウンコ野郎だったとき、
恋愛のコンサルタントをしてもらっている人から、
「ナンパしろ、500人に声かけりゃ誰でも変わるよ」
そう言われて、当時の私は洋服を買いに行く服がない、
といった、いわゆるオタク全開の非モテ貧弱野郎でした。
ビクビクしながら全身2000円くらいのコーデで、
初めてまともな洋服屋に入りました。
世の中にはユニクロ以外で服が買えるんだと、
本気で驚いたのは良い思い出です。
そして店員さんに、
「あなたが一番自信のあるコーディネイトで、
僕を生まれ変わらせる最高のコーデを組んでください」
そういや当時の一人称って、僕だったっけ。
これは恋愛コンサルタントから教わった文字を、
ダミ声でそのまま暗記して店員さんに伝えました。
めちゃめちゃ居心地も悪かったですが、
着替え終わった私は別人のようでした。
その勢いで原宿の美容院を予約して、
髪を切って、髪を金髪に染めてナンパをしました。
確か71人ぐらいに声をかけたときだったと思います。
(少なくとも確実に50人は超えていました)
「お茶ならいいよ、暇してるし」
人生で初めてナンパが成功して、舞い上がりました。
そしてそのままの勢いで、、
ロマンチックまではできなかったものの、
私は「外見」という環境を変えて人生が変わった実例ですね。
すべては結局「変化」から生まれます。
住んでいる場所を変えるというのは、
もうそれだけで居心地が最高に悪くなりますから、
それまでのあなたでは嫌でもいられなくなります。
私なら外見を変えることで、何よりも自分に自信がつきました。
今まで付き合ってきた秋葉原に転がっていそうな、
オタクな人間関係をすべて捨てて、
普通の人と付き合うようになりました。
人間は弱いです。
特に大人になると、着るものなんててんで無頓着になります。
私も息子が生まれたばかりときは、そうでした。
腹も出て完全にそこらのださいクソ親父になりはてました。
そこからジムに通い、腹筋をして懸垂をして、
大好きだったスイーツを数ヶ月封印しました。
当時ほど今は肉体改造に意識の比重を置いていませんが、
それでも同年代の親父と比べたら、
少なくとも体力も見た目も一定水準以上だとは思います。
娘には普通に格好いいと言われます、笑。
ベンチプレスも65kgなら普通に上がりますし、
スクワットなら85-90kgは自然とできます。
いやすみません、スクワット90kgは上がるけどちょっときついっす。。
嫌なことがあったときに、
自分を支えてくれるものは「靴だ」
そう営業時代に教わりました。
なので売れていなくて貧乏まっさかりだった私は、
思いきって10万円以上の革靴を購入しました。
そこから飛び込みの営業のやる気に火がつきました。
これも「靴」という環境を変えたから、
起こった変化です。
靴に教わったのです、ひとつの哲学を。
人生に勝率なんて、まったく関係ありません。
私がナンパをした初めての日、
100人以上に声をかけても、
一夜を共にできる女性はいませんでした。
しかしナンパを始めて1ヶ月した日..
ちょうど夏の熱い、一番女を求めたくなる日に..
ついに声掛けから、一発ヤルことに成功したのです。
ナンパの連敗でいえば、100や200じゃ聞きません。
1000人以上には一週間でたぶん声をかけたと思います。
それでもその「1勝」から、当時の私の1ページに刻まれる、
淡くて優しくてきゅんとする恋愛をすることができました。
もし当時のまま、見た目に完全に無頓着であったなら、
おそらく今の妻はいないでしょう。
今でも寂しく地下アイドルのケツでも追っかけていたと思います。
「自分を変えるために、変化を貪欲にして
自分の短所を長所に強引に変えていこう」
当時の自分が、こうして音声で話せているだけで、
衝撃を通り越して極限の進化であり驚きですよ。
どもりまくって他人と5秒話せませんでしたから、本当に。