「努力なんて報われないしウザいと思っていたけど..」

私がギターを大学時代に始めたとき、
周りからはこう言われ続けてきました。

「今からギター? 絶対に遅いよ」

「経験者じゃないのに一からやるの? それ意味ある?」

「いやお前なんかに絶対弾けないからやめとけって(笑)」

結局ここからギターをゼロから始めて、
私の大学4年間はギターに始まりギターに終わったと、
言ってもいいぐらいに情熱と時間を注いできました。

結局プロになれなかったんだから、
アンタの努力は報われていないじゃないかと
あなたは思ったかもしれません。

それは違います。

「挑戦し続ける胆力」というものはギターから教わりました。

音楽がなかったら、当の昔に投資も起業も、
高速で諦めていたでしょう。

単に学生時代の延長でプロを目指していたわけはなく、
長い間ギターから離れてからのプロを目指すというのは、
あまりにも無謀な道であり、馬鹿げた選択肢でした。

それでも、クソみたいな会社で週6で働いて得た、
手取りの20万円と同レベル程度の給料は、
当時ギターだけで得ることはできていました。

結局子供を産みたい願望に勝てずに、
ギタリストの夢は最終的には諦めましたけど。

それでも今の私に多大な影響を与えたのは事実ですし、
努力はどちらかと言えば好きになりました。

一瞬の儚い時間だったかもしれませんが、
まぎれもなく少しの間はギタリストとして生きてこれた

これだけでも私はやった価値があったと思っています。

なぜなら今の誇りとして、こうしてお話ができるわけですから。

起業をして何度失敗をしても諦めることなく、
たった1勝のために、何度も挑戦をし続けてこれたのは、
このときの努力に比べたら、なんてことなかったからです。

営業マンの時代、どれだけのセールストークを駆使しても、
まったく売れずに、今月の支払いをどうしようか悩んでいたとき、
それでも歯を食いしばって営業を続けて..

No.1にはなれなかったけど、No.2になって、
サラリーマンでも年収1,000万円は突破することができました。

ライバルが1時間演奏をするなら、俺は3時間練習をして、

同期の出世頭が30件のアポを取るなら、
俺は90件の営業電話をかけるようにして..

できるだけ「3倍の努力」をしようとしてきました。

自分にはできないと腐りかけてしまうとき、

「できている人間」をつぶさに観察してみてください。

あなたとそこまで基礎能力は変わらないはずです。

他の人間に達成できて、
あなたにできない理由は絶対にありません。

成功したいと願ったとき、
何よりも邪魔になるのは周りの言動です。

「そんなことしたって、うまくいくはずがない」

「今からやったって遅いよ」

「サラリーマンのほうがずっと安定してる」

その周りの人間があなたの目指す成功なら、
努力を放棄しても、挑戦に挫折してもいいでしょう。

しかしもし「周りの奴らのようなモブ人生は送りたくない」

と、あなたが心のどこかでは感じているのであれば..

あなたは必ず、努力を続けたことによる、
強い自信と熱量を胸に秘め続けることが可能になります。

単純にうまくいかない人や、成功できない人というのは、

「努力の量と、質がたりないだけです」

今回音声でお伝えしたレベルで、
もしもあなたがこれまでの人生で努力をしてこなかったのであれば..

今からでも全然遅くはありません。

まずは昨日の、1.1倍の努力をしてみてください。

そうして少しずつ、努力を好きになってみてください。