大人になってから勉強をしない奴に、
望むような成功を掴むのは、土台無理な話だ。

「意識をして勉強の時間を取る」って、

実は結構、難易度が高いです。

なんとなく通勤時間の途中に、音声で学習する。

なんとなく映画を見ながら、音声で学習をする。

なんとなくテレビを見ながら、ビジネス本を読む。

これらは残念ながら、勉強をしている時間とは
カウントされません。

あなたがどんな分野であれ、成功をしたいのであれば..

「今日から必ず、15分はスケジュールに投資の勉強をする」

こう予定を組み入れてください。

もちろん私の音声を聞いてもらっても構いません。

重要なのは「予定に入れる」という部分です。
確かに通勤時間の合間でも、
音声を聞かないよりは絶対に聞いたほうがいいのは違いありません。

しかしそれは「能動的な学習」で、
あなた自身のスキルとなりえるかと言えば、
なかなか難しい部分になります。

本当の意味で「スキルは資産」だと言うことができるのは、
あなたがしっかりと予定に勉強の時間を入れて、
毎日定期的に必ず学習をする「習慣」が作られたときです。

私の息子がちょうど今年中学受験をしたのですが、
そりゃあもう初期のころはまったく勉強をしない奴でした。

頭がサッカーのことしか考えていない、
脳筋みたいな子供だったんですね。

はっきり言ってしまえば「頭が悪い部類」に入ります。
今でようやく普通の水準と同じぐらい。

それでも受験をしたいと言うもんだから、
仕方なく家庭教師をつけました。
(勉強をしなかったら即、家庭教師はやめる約束つきで)

それでも2ヶ月の間くらいは目に見える変化はなかったです。

でも3ヶ月を過ぎたころから、私が何も言わなくても、
机でしっかり勉強をするようになりました。

学力も最初がひどすぎたというのもありますが、
かなり上昇してきたのを見て、私自身も驚いたものです。

学習した「スキル」ってお金のように、
インフレによって価値が目減りしません。

絶対にあなたが真剣に大人になってから勉強をしたことは、
あなたをしっかりと支えてくれます。

本質的なスキルの価値は下がりません。

それどころか上昇していく可能性のほうが高いのです。

世界でもトップレベルの投資家である
ウォーレンバフェットさんがこういう名言を残しています。

「知識は最大の複利である」と。

勉強も「習慣」によって作られますので、
些細なことでもちょっとずつでも学習を続けてさえいれば、
継続して勉強する、という自信が生まれます。

私の息子の本命の合格発表はまだですが、
滑り止めのところはなんとか合格しています。

もし仮に、息子に勉強をする習慣がなかったら、
このすべり止めですら「絶対に受かっていませんでした」
そもそも受験をするという選択肢すらなかったでしょう。

私は子供のころに勉強をするという習慣がなかったため、
当然のように、大人になってからも勉強はしませんでした。

だから何をやっても人並み以下の結果しか、
出なかったんだなと今ならその理由がわかります。

最初から毎日3時間の勉強を欠かさずやるだとか、
そういう大きすぎる目標はいりません。

「最初は10分でいいので、勉強を始めてみてください」

正直なところ、あなたがビジネスパーソンであれば、
ある程度の社会人の経験が長いのであれば..

「意識的に勉強をしていない、
というのはそれだけで周りとの差は開く一方です」

私なら一番勉強のやる気が出るのは朝なので、
起きる前に30分は特定の分野の学習を続けています。

投資やビジネスである程度の成果を残した、
いわゆる一流に限りなく近いような人が
身につけている習慣は..

「自分に適した習慣を理解して、
それを維持するための努力を惜しんでいない」
ということです。

 

「あなたは今日から何を、勉強しますか?」