お金を稼ぎたいのに稼げないのは、
キミがもってる「お金に対しての罪悪感」のせいだよね?

お金を稼ぎたくない人って、あんまりいないと思います。

あなたがサラリーマンとして働いているなら、
年収200万円と年収1,000万円だったら、
普通に考えて後者のほうを誰だって稼ぎたいはずです。

そもそも普通に都内とかに住んでいて、
子供二人いて奥さんが専業主婦だった場合、
年収500万程度でも、普通の暮らしをしていてカツカツ..

これが現状だと思いますから、普通に。

でもどうしてか私たちは、
幼少期に感じた「お金のブロック」だったり、
もしくは大人になってから、お金持ちを嫌悪します。

それはおそらくですが..
お金を稼ぐという「行為」そのものが、

「人のものを自分のものする感覚があるから」

だと思うのです。

子供がおもちゃの取り合いをするように、
我々大人は「お金を取り合っている」と錯覚します。

なのでむしろ、お金を稼ぐことに対して、
抵抗があるのはむしろ自然なことです。

ですが、ビジネスをしようとしたとき、
またはあなたがなんらかの投資をしようとしたとき、
サラリーマンとしてもっと上を目指そうと言うとき、

「お金を頂かなくてはいけない場面」

というのは必ず存在します。

我々は残念ながら空気とカスミを吸って、
生き永らえることは難しいからです。

貧乏時代は特に、ただ生きるだけで、
なぜこんなにもお金がかかるのかと、
つい舌打ちをしたくなるときがありますからね。

私は「投資家」なので、汗水たらしてお金を稼いだ、
という感覚が実はあまりありません。

これは現金にして、3,000万円ぐらいを保有してから、
ずっと持っている感覚です。

私は常に最悪の想定というものを行いますが、
最低レベルの資金が3,000万円あるならば、
生活レベルを落とせば、家族4人は10年暮らせます。

さらに自社の収益がなくなり、
なんらかの原因ですべての投資案件がポシャって、
かつFXのトレードでも競馬でも結果が出なくなったとしましょう。

そうしたら昔のツテで、肉体労働で働きます。

もっとも、もう少しマシな
職場は見つけられる可能性もありますが、
一番最悪なルートはこうなることでしょう。

はい、ですので最悪なルートになってしまっても、
案外なんとかなるな、という安心感がここにあります。

私の中でお金というものは、

「この世界を一ミリでも良くするようなものに関しては、
良いリアクションが返ってくる」

ということを信じています。

逆に自分が稼いだお金を使って、

「一ミリでも悪くするものに関しては、
悪いリアクションが与えられる」

私も投資やビジネスで散々失敗をしてきましたが、
このときは正直に言って「提供」や「与える」
ということが完全に抜けていました。

そういった時代は面白いことに、
何をやってもまったくうまくいかずに、
お金がスルスルと自分の手元から離れていくのです。

つまりそれは「世界を悪くしている行為だよ」
と、間接的に教えてくれていたのだと、
今ならば理解することができます。

私がセミナーか何かを開催して、
それを1万円の参加費をもらって、5人参加したとします。

その5万円を完全に私利私欲に使ってしまったり、
「悪い事」に使うとします。

そうすると、どこかの段階で
必ずマイナスの出来事が起こるようになります。

これは起業人生、十数年の経験からいっても、
ほぼ限りなく100%に近いといってもいいかもしれません。

しかし逆に、その5万円を自分や社会に対して、
よくするために使うと、
どこかの段階で必ず自分にいいことが起こります。

稼いだお金は「すべて自分のものなんだ」と思わずに、
一時的に「預かっているだけなんだ」と考えることができれば、
お金をそもそも稼ぐということに対して..

心理的なブロックみたいなのは、
だいぶやわらぐんじゃないかなと感じます。