たまには一切の情報を遮断して、
スマホも持たずに山とか海で半日過ごそう。

以下に情報の波に溺れていたかがわかるから。

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> これからの未来のことを考えると、
全然動けなくなってプレッシャーになって、
目の前の溜まったことを片付けることしか
できなくなるんです。

こういったメッセージを頂きました。

私たちはほぼ例外なく、
週に5日は働いている人がほとんどでしょう。

それに加えて家族を持っている方なら、
子育て、子供の相手、パートナーとの時間..

まあ正直に言って「ゆとりある時間」って、
なかなか作り出すのが難しいはずです。

ですから質問者様のように、

「目の前のことをやり抜く」ということは、

実はすごく大事なことなんですね。

正しい道を、一歩一歩進んでいく

山に登ったことがある方なら、
ご理解頂けると思いますが、

登山というのは、足を前に出し続ければ
いずれは頂上に到達します。

ですが..

「一歩一歩進んだ先の道が、
間違っていたらどうでしょう?」

仕事で言えば、10年間勤めてきた会社が、
自分が本当にやりたい仕事ではなかった。

そうだとしたら、かなり悲しいですよね?

私も営業の経験は数年間ありますが、
本当に「良質なサービス」を、
欲しい方だけに販売するということは..

一年ぐらいの間しかできませんでした。

営業はとにかく数字を作らなければ、
ただのお荷物社員に成り下がり、
給料も驚くほど低いのが実情ですから..

たとえば投資であれば、
自分が本当に信じ切った案件が、
あっさりと「飛び」投資した資金を
まるまるすべて全額失うなんてこともあります。

これはつまり、

一歩一歩投資した道が誤っていると悲劇

登山で言い換えるのならば、迷子です。
ある程度厳しい登山なら遭難です。

空気が薄れていくなかでの、
自分自身の意識が朦朧としてくる経験は、
正直このまま死んでしまうかもしれないと思うほどの恐怖でした。

着実に一歩を踏み出していくことで、
人生が向上するのは確かです。

何も動かない、何も行動しないのが、
一番何も変化しないわけですから。

ただときどきは、

「私は本当に正しい道を歩めているのか?」

ということを振り返ってみることも絶対に必要です。

冒頭のタイトルで

外界からの情報を遮断する時間を持ってください

と、お伝えしたのはここにあります。

立ち止まって考える時間というのも、
何ヶ月かに一回ぐらいはやはり取ったほうがいいのです。

特に今は、とにかくスマホがなくなったら、
落ち着かない方もかなりいるんじゃないでしょうか?

手持ち無沙汰というか、何もすることがないというか、
SNSやyoutubeを見れないことに、
どこかソワソワする方も多いはずです。

重要なマインドセットが二つあって、

1.足を常に前に出していくこと

2.立ち止まる勇気も同時に持つこと

矛盾するかもしれませんが、非常に重要です。

その道を進み続けて
10年後、後悔しないか?

あなたが進んでいる道が、5年、10年たったときに、

「どうして私はこんなことをしてきたんだろう?」

必ず後悔するときがくるからです。

私のクライアントで、スマホゲームにハマりすぎて、
数百万人いるユーザーの中で、
全国3位までいった男性がいます。

彼はかれこれ7年そのスマホゲームをやっていたのですが、
仕事も疎かになり、彼女からも愛想を尽かされて、
やっと目が覚めて、ゲームのデータを削除したようです。

ゲーム上でいくら最強になったところで、
それはあくまで「架空のデータ」なんだと、
今まで使ってきた膨大な時間と、
2,500万円以上を課金してきたお金を失ってしまったのです。

彼は幸いにも「熱中しやすい性格」でしたので、
インターネットを使ったビジネスで、
会社員の3倍ぐらいの収益は得られるようになりました。

しかし失った代償もかなり大きいものだったのです。

とはいえ私も2万時間ぐらいは
ゲームに費やした後悔があります

私もはっきり言って「ゲーム」は大好きでしたし、
おそらく累計で2万時間はゲームに使ってきましたから、
彼の気持ちはかなりよくわかります。

ゲームは「依存」してしまうと危険なんです。

たまに多少の息抜き程度でやるのならば、
別にいいとは思うのですが、
度が超えてしまうとやはり、無駄になります。

毎日いろんな情報に触れている我々は、
あまりにがむしゃらに頑張りすぎて、
考える時間がどんどんと減っていきます。

そうなると思考停止の状態で、
目の前の方向性がズレてしまうということは、
よくあることなのです。

大事なことなのでもう一度お伝えしますが、

情報を完全に遮断する時間を取ってください

「半年に一回でもいいので、一人でビーチとかにいって、
ネットやスマホを完全に遮断してみてください」

私は昔から海の近くに住んでいたので、
やはりルーツは海にあるので、
バイクをかっ飛ばして海に行くことが多いです。

山が好きな方なら山で構いません。

自然という意味合いでは山のほうが緑も多く、
心が洗われる人も多いでしょうから。

そこで自分は、やっぱりこの道を進んでいきたい、
未来はこういう道を歩んでいきたい、

それを考えるのに

「一人の時間」というものがいるのです。

しかし一人の時間を狭い閉じこもった、
いつもと同じ空間で考えていても、
ロクなアイデアはやはり出ないんですね。

ただこういった「遮断の時間」も、
取りすぎると逆効果になって、
社会に馴染めなくなってしまうのでそこだけは注意を。

現在のやっていることに意味を見いだせなくなって、
やる気がなくなってしまうのは本末転倒ですからね。