お金って万能だけど、
そこに固執をいつまでもしていると、
すべてをお金で解決しようとしちゃうから注意だね。

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私の場合は投資家ですから、
お金が増えるのは確かに喜ばしいことではあります。

それと同時に「注意」もするようにしています。

お金を使うと、お金があればなんでもできると錯覚しがちです。

確かに何かを食べるときに、
いちいち値段を確認しなくてもよくなります。

貧乏時代になけなしのお金をはたいて、
今の妻(当時は彼女)とちょっといい店にいくと、
ワイン一本頼まれただけで、心臓の鼓動はどんどん早くなります。

「もう一本飲んでもいい?」

と、言われようものなら口ではいいよと言っても、
内心では舌打ち5連発はしている状態です。

国内程度の距離なら、グリーン車を使おうが、
極論すべてをタクシー移動したところで問題はありません。

海外も別にそういうのが好きなら、
毎回ファーストクラスで移動をしてもいいでしょう。

ただ勘違いして頂きたくないのは、

「お金がないからできないんだ」と思わないことです。

お金がある人は、お金を持っているから、
楽しみをふんだんに味わうことができるんだ。

私も貧乏時代はそう思っていました。

ここであなたに質問ですが、

「あなたは貧乏な時代を経験したことがありますか?」

私のクライアントに話を聞くと、
だいたい2割ぐらいですね、貧乏経験をしているのは。

案外みんな「お金はない」と口に出しながら、
実は割と豊かな生活してるんですよ。

本当にお金がなかったら、そもそも私の
コンサルを受ける費用は、絶対に出せないはずですから。

私の貧乏体験を少しだけお伝えすると..

まず基本的に一日に一食、バイト先の廃棄がもらえれば、
それが主食になります。

飲み物は水道水、しかも家の水道はだいたい止まってますから、
バイト先の水をこっそりペットボトルに入れて、
それをたらふく飲んでいました。

だいたい業務用スーパーで買ってくる、
パスタ、もやし、うどんのローテーションです。

パンの耳をレンチンして伸ばして、
それを食べていた時代もだいぶ長かったですね。

家に風呂はないので、市営のジム(一回300円)で、
週に2回シャワーを借りて、それが風呂でした。

まあ借金が2000万円もあれば、
必然的にこういう生活になるんですよね。

ただ今冷静になって考えてみると、
この時代があったから「自分でビジネスをやるとき」
ものすごく頭で考えるようになりました。

要は「ゼロからお金を生み出す」という思考は、
貧乏時代があったからできたのかもしれないと思うほどです。

私は今では投資家ですから、
基本的にはお金をお金で生み出します。

ウォーレンバフェット氏も言っていますが、

――何らかの消費をするときは、
その使った金額(たとえば10万円を使うなら)が、

――のちの3年後、5年後に投資で回していたら
いくらになっているかを考えて、無駄な浪費は避けるべきだ

という格言があります。

この思考がようやく理解できたかなという感覚がありますね。

投資家は「貧乏」だとまず成功できないし、
種銭が少なければ、稼ぎもどんどんジリ貧になります。

逆に起業家は「貧乏」を経験していないと、
そもそもゼロからビジネスを生み出せません。

高学歴で最初からある程度お金のある人が、
なかなかうだつが上がらないのは、
実はここにカラクリがあります。

お金がないというのは「知恵」を使うしかないので、
どうにかして、0→1にしないといけません。

ビジネスでもっとも大変なのは、
収益0の状態から、月に10万円を稼ぐまで、
ここがダントツで一番難しいです。

投資で例えるなら、

0→100(ステージ1)

100→1.000(ステージ2)
…………………………………………………..

ここまでが死ぬほど難しい。

 

1.000→3.000(ステージ3)

3.000→1億(ステージ4)

 

1億→3億(ステージ5)

 

こんな感じになります。

この先は残念ながら私が達成していないので、
現状ではまだ語れません。

イメージ的には3億から5億、
5億から10億という感じになるかと思います。

一方で自分でビジネスをした際に、
お金が乏しいと、とことん工夫する必要が出てきます

商売がうまい人というのは、
知恵の使い方が単純に上手です。

そしてだいたいは軍資金はゼロからのスタート、
もしくは限りなくゼロに近いところから、
ビジネスを立ち上げているんですね。

そこからじわじわと積み上げていって、
成功しているわけです。

私で言えば、元手完全にゼロからスタートをして、
ひたすらサイトを作って最初は成り上がっていきました。

やっていることは「文章を書くだけ」です。

当然今、同じことをやってもまったく通用しませんし、
同じことで稼ごうと思ったら、当時の1000倍の努力が必要です。

はい、つまり起業でも投資でも、

「時代のタイミング」というものがあるわけですね。

プラストークンなんかはまさにその象徴で、
「今やるから」もっとも先行者利益が取れるのです。

正式にプラストークンが「OKサイン」を出すのは、
3.0と呼ばれるアップデートが終わってからになります。

私が始めたときはまだ「2.0」

そこから半年で「2.4」まできています。

おそらく今年中にはまだ3.0までには届かないでしょう。

つまり圧倒的な「先に始めたから得られる利益」が
そこに存在しているのです。

投資家は確かに「お金」は重要な資源なんですが、
それ以上に大切なのは、実は嗅覚です。

今日も競馬のツールで30万円を使いましたが、
こんなのは一週間で回収できるんですね。

どこにどのタイミングで資金を投下するのか?

というのは投資家にとって本当に大事なことです。

「お金というものは、いつどのタイミングで使うのか?
を、常に考え続けていないといけない」

私はそう思います。

ですから投資家一本の人の99%ぐらいは、
とにかく「使い方」が本当に下手です。

お金だけは稼ぐけど、三食すべてが
ジャンクフードなんて人もゴロゴロいます。

投資家の6割以上は一人身の独身ですし、
かなり変わった人間が多いです。

本当のお金持ちって、

「いかにお金を使うか?」を一生懸命に考えてます

私で言えば、すでに繁盛しまくっている、
マッサージにいくよりも、今から店を出したいと、
頑張っている子が働いている場所に今でも行ってます。

そのほうが単純に「俺も頑張らないとな」と感じられますし、
今を輝いて生きている若い子のエネルギーに触れられるから。

少なくとも私が同年代のときに持っていた、
パワーとは比較にならないぐらい、
みんな努力をしています。

「お金をどう貯めるか?」を考えている人で、

資産家はほとんどいません。

音楽家の卵、美術家の卵、そういった作品や、
コンサートや個展に足を運ぶ。

これは正直言って、どん底時代ではできなかったことです。

どのようにお金を使えば、
一番喜んでもらえるかを考えるようになったのです。

たぶんそれなりのお金を持つようになって、
もっとも変化したのは間違いなくここですね。

私も根はめちゃくちゃケチですから、
常に貯めまくって貯金がすべての正義だと
考えていた時代はもちろんありました。

でもこのときって、よくよく考えてみれば、
貯金を最優先にしている割には、
入ってくる収益はたいしたことなかったなと思います。

それはおそらく..

「まったくお金を出していなかったから、
お金の循環が滞っていたのでしょう」

お金を使うとき、喜びに満ちた感じで使っていれば、
必ずそれ以上の収入がめぐりめぐって返ってきます。

それだけ今日は、覚えておいてください。

「水とお金は、流さないと腐りますから」