決断の恐怖から逃げずに立ち向かえ

何かを「決める」ってものすごく怖いこと。
それでも僕らは時として
スピーディーな決断を求められることが多いんだ。

その決断から、逃げちゃダメだよ？

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自分のことを振り返ってみると、
一番「怖かった決断」は、
やはりサラリーマンをやめると決断して起業したこと。

次に怖かったのは、今ある利益の７割を手放して、
投資家一本で生きていこうと決めたことです。

厳密にいえば自社からの報酬というものはあるのですが、
投資家になると決めてから、この報酬には
１円たりとも手をつけていません。

仮にここの報酬に手をつけないと回らなくなったとき、
投資家としての活動は終わりに近づいていることの
証明になってしまうのでしょうね。

決断って「恐怖する」ことがほとんどです。
失敗したら嫌ですし、間違えるのは今でも怖いです。

だから「決断を遅らせる」という選択肢を取るのが、
我々はどこかでそれを望んでいるんです。

だけど人生を動かしていくためには、
決断をしない限り「何も動きません」

私が起業をして、投資家になって感じることは、
「サラリーマンという生き方も、それはそれで幸せなんだ」

ということに気づいたんですね。

特に投資家という生き方は、
何らかのグループに所属することは任意です。

要は「社会とのつながり」というものは、
サラリーマンをしていたときよりも、
だいたい90％程度は減ると考えてみてください。

私みたいな人間嫌いであれば、
それはある意味では魅力的に映るかもしれません。

しかし並の人間には、ここはかなりの恐怖として、
あなたを襲ってくるでしょう。

あなたが何かをしようとするとき、
大きな決断をしようとすると、
防衛本能が働いてしまって、無理なのです。

なので決断は「小さく積み重ねていく」

これをまず、覚えておいてください。

私がプラストークンを始めたときも、
最初は10万円からの小さなスタートでした。

その積み重ねで今の毎日の収益があります。

仕事で韓国に行くことが決まったのですが、
それにはまず「日程を決めてチケットを取る」
のが本来やるべきことなんです。

ですが海外に「行けない人」の特徴は、
チケットを取ってもいないときから、
綿密な細かい計画を立てようとしてしまうんです。

あそこに行って、次はどこどこに行って、
あの名所を見て、、みたいな感じで。

だけどチケットを取っていないわけですから、
ぎりぎりになって探して、結局その
行こうとしていた日程のチケットが取れないんです。

これは別に遠い場所への旅行じゃなくても一緒です。

何かをやろうと決めたら、まず日程に、
〇月〇日、韓国に行く、チケットを取る

と書いて、チケットを今すぐ取ればいいのです。

もっと小さなことを決めるとき、
たとえばジムに行くことを決断したとき、
まず最小限の荷物を持って「ジムに行けばいい」んです。

トレーニングのメニューとか、
何時間やるかというのは、現地に行ってから決めればいい。

最悪全部レンタルで、
自分の体ひとつ持っていくだけでも、
全然トレーニングというものはできるんですね。

ビジネス、仕事、投資でもこれはすべて当てはまります。

1億稼ぐとか、1000万円稼ぐとか、
最初に考える目標というのはいろいろあると思います。

でもあまりに大きく考えてしまうと、
のちのち「やっぱり無理だよなこんなの」と
諦めの気持ちが強くなってしまうんですね。

でもめげずに小さくコツコツやっていくと、
その積み重ねで大きな結果が生まれます。

何かを始めるとき、あれこれ悩みすぎてしまって、
まったく行動できない人は多いと思います

これは私の経験でもそうだったんですが、
ピアノをやりたいなと思っていて、
かれこれ８年ぐらい悩み続けていたんですね。

今考えると完全にバカだったなと思ったんですが、
このぐらい「何かをやる」ってことは大変なことなんです。

仕事で世話になっている先輩から、

「いやそれ、体験教室に”今”電話しちゃえばいいじゃん」

これが始めるきっかけになった言葉です。

いざ電話して、体験に行ってみたらかなり面白くて、
即決で「通います」と決まったわけなんですよね。

趣味で考えるとここはもう少しライトに考えてもいいです。

あなたが１０年かかるかもしれないけど、
自分にはできると直感的に思ったなら、
それは挑戦してみる価値がありますよ。

私はそれでGoのサインが出たので、
起業も投資家という道も、いこうと思ったんです。

でも私の場合は、サラリーマンを10年続けて、
年収1500万円稼ぐのは無理だと当時は思ったんです

だからその道から外れただけで、
あなたがいけると思うなら、
サラリーマンであることを卑下する必要はないです。

ただいずれ、あなたが上司になったとき、
または役職がついたときに、
覚えておいて頂きたいことがあります。

それは上司が決断できないとわかった瞬間に、
部下はあなたに愛想を尽かします。

これは私の経験から言っても、
ほぼ間違いないといってもいいです。

そして正論と雑務を盾にして、
私はこれ以上仕事ができませんと、
逃げることだけは絶対にしないでください。

会社の方針に従えないのならば、
さっさと黙って組織を去るべきなのです。