借金って、人生を一気にどん底に
突き落す最悪の行為のひとつ。
でもね、借金をした人ならわかると思うけど、
「借りる」のが空気みたいに当たり前になってくるんだよね。
そうしたらもう、借金の魔の手からは逃れられない。
給料をすべて使い尽くしたら、
まあ借金すればいいか、という安易な思考が僕らを蝕んでいくんだ。
そこからはもう、終わりの見えない
借金地獄への門番が君をいつまでも見張っている。
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私も借金生活はは笑えるぐらいに長かったので、
借金の虜になってしまう人の気持ちはわかります。
僕は私は借金なんかしていない!
って方も、住宅ローンや車のローンを
現在進行形で支払っている人はそこそこいるでしょう。
それも立派な借金です。
もちろん消費者金融やカードローンから借りる、
A級ランクの借金はもうはっきり言って、
人生7割詰んでいると認識したほうがいいです。
一日でも早く全額を返済するために、
朝も昼も夜も深夜も、倒れるまで働くのが、
借金を抱えた者の義務です。
少なくとも私が借金をしているときは、
そういうロボットだと思って働いていました。
当時の貧乏だった借金まみれの自分を
振り返ってみると..
そもそも借金に対しての罪悪感がゼロでした
町金のATMと言う名の無人機が、
自分の銀行に預けているお金だと錯覚するのです。
これはおそらく、借金をしたことのない人から見ると、
完全に異常をきたしてはいるのですが、
これが借金をしている人のイカれた思考なのです。
親から無利子で借りられる便利なもの、というか、
親に言わなくても借りることのできる魔法、というか..
手取りで20万ぐらいのときからかなぁ、
本当に長い間お世話になりまくっていました。
給料を全部使って所持金が3桁になっても、
苦しくなったら”一時的に”借りればいい。
そうリアルに感じてしまうのです。
今の私だったら、他の人間が所有している、
すべての銀行口座は、いつでも私のところに移動する
力が自分にはあると思っています。
これが投資をある程度、極めた先にある世界です。
で、借金をしているときに思ったのは..
お金がないから「我慢」するのではなくて、
お金がないから「借りてくる」というイメージです。
でも今の私が当時の借金をしていた
自分にアドバイスをするのならば..
「すべては優先順位のはき違い」だと思うんです。
私はこれらの経験から、借金をするぐらいなら
本当に死んだほうがマシだと思ってます。
そのぐらい毎日が最悪のレベルにまで気持ちが落ちる、
それが借金のマイナスの力です。
こういうと極端に聞こえるかもしれませんが、
でもこれを読んでいる人は少なからず、
他の一般人よりは「お金のことに対して学びたい」気持ちが強いはずです。
そういう方はぜひ、長編音声のSMSを
擦り切れるぐらい聞いて頂きたいのですが。
借金をどうしてしてしまうかと言ったら、
いろんなことの「優先順位がズレている」からなんです。
もっとも多い(特に男性に)のは、
人にどう思われるかを気にしてしまうことです。
これを一言で言うならば「見栄」です。
私はどちらかというと、身なりとかには、
同年代と比べてある程度気にするタイプです。
これはダサかった時代が長かったというのもあるのですが、
別に安いものを着たくないという意味ではなく、
服装に気をつかわなくなった自分が嫌なのです。
息子が生まれて何年かたって、
多少生活が落ち着いてきたとき、
自分のダルンダルンに出ている腹と..
ヨレッヨレのクタックタになった、
襟がシワまみれのシャツを着て思ったんです。
マジで心の底からダサイな、、俺。
そこからですね、ある程度は
服装に気をつかうようになったのは。
ここが無頓着であれば、別に休日は
全身ユニクロで出かけたって、
一ミリもなんとも思わなくなります。
実際問題、子供がいる親の8割ぐらいはそうでしょう。
でもここは、私の中では譲れないんです。
別に高いものをすべて身にまとえ、ってわけじゃないし、
私が着ているものも、全然高いものは1つもありません。
ただ「洋服なんて何を着たって一緒だ」という
自分の適当になりさがった思考が嫌なのです。
ですがこれは「他人のため」に
やっていることではなくて、
すべて自己満足で行っていることです。
ここが結構なポイントで、
お金という立ち位置から見ると、
仮にこれが「ダサいと思われたくない」
という感じでやたらと洋服にお金をかけすぎるのは、
完全に無駄な出費になります。
そう要するには「他の人間にどう思われてもいい」
と吹っ切ったときに、収支のバランスが
一気にとれるようになるのです。
たとえば私の場合であれば、
おそらく総収入の6-7割は、投資に回しています
これらは私が「投資家でい続ける」ための
ひとつの道であり矜持であり生き様です。
この投資率が5%ぐらいまで落ちたときに、
私が本気で引退を考える瞬間になるのだと思います。
「貯金をする最大のコツって何かありますか?」
と結構聞かれるのですが、
これは給料および固定された収入が入ったときに、
定期預金のような「動かせない口座」に、
あらかじめパーセンテージを決めてすぐに入れることです。
要は自分で下せないようにするんですね。
貯金ができない人はほとんどが、
「給料を使ってあまったら貯金をしよう」と思うんですが、
これだといつまでたっても貯金はできないし、
一向に貯まらないから「あれ変だな?」と首を傾げるはずです。
とにかく給料が入ったら、すぐに一定額を貯金する。
もしあなたが投資に興味があるならば、
すぐに収入が入ったら投資用の口座に入れる。
余ったら貯金、余ったら投資ではなくて、
一番最初に最優先で貯金と投資の費用は確保するんです。
私は今でもこれを行っていますよ。
こういう部分で生涯で貯まる金額に、
大きな差が生まれてきます。
みんなとにかく「生活レベル」が高い位置にあります。
私は子供が二人いますが、
ボーナスなしの月に20万円あれば
普通の生活は回るという自信があります。
ここで大事なのは「普通」ということです。
すさまじく節約して、習い事カット、
塾もカット、自分の趣味もなくす..
といったリアルにつまらない節約人生ではなく、
最低限以上の生活はしっかりと確保するという意味です。
おそらく私の生活レベルをあなたが聞いたら、
卒倒するレベルでお金を使っていないと思いますよ。
もちろん投資に使う金額は、
想像以上だと思いますが、いわゆる生活費ですね。
生活水準のレベルが高いと、必然的に
貯金をする率も、投資に回す資金もなくなっていきます。
そもそも私、いまだに500円玉貯金とかしてますし、
たぶん今、280万円ぐらい重さ的に貯まってますよ。
(ほぼ3つの100万貯金箱がパンパンのパン)
こういうのの積み重ねなんです、お金を貯めるって。
今だと「東京都の港区」に住んでいる、
というのが結構なステータスで女子受けもいいんです。
私なんかが住んでいるところは、
他人のウケはかなり悪い場所です。
でも実際の利便性だったり、子供と過ごすには、
最適に近いほどの最適解な場所です。
お金って使うときは、あなたにとっての
大きなモチベーションのポイントを探すことです。
私なら断然、投資に回す金額が増えて、
運用利益がバンバン増えていくことに
最上の喜びを感じます。
後はやはり「自分の進化のためにお金を使えること」
そうして自分を常に高める意識をもっていると、
人生はやっぱり、毎日が楽しくなりますよ。